Nell · News
パキスタン、カタール、トルコ、インドネシアは10月21日、カタールで、防衛装備品の製造や研究、技術研修で協力するための合意文書に署名した。「バドル覚書」は、共同生産と技術移転を目指すものだ。技術移転とは、装備品の開発や製…
パキスタン、カタール、トルコ、インドネシアは10月21日、カタールで、防衛装備品の製造や研究、技術研修で協力するための合意文書に署名した。「バドル覚書」は、共同生産と技術移転を目指すものだ。技術移転とは、装備品の開発や製造に必要な知識を共有すること。Dawnによると、パキスタンのハワジャ・アシフ国防相は、自立性を高めることを目標の一つに挙げた。
トルコの防衛産業を率いるハルク・ギョルギュン氏は、完成した装備品を買うだけでなく、各国が自前の技術を磨き、生産設備を整えることを目指すと説明した。Premium Timesも、カタールの省当局が製造分野での協力を深めるという目標を掲げたと報じている。今回の発表は今後の協力についてのもので、共同で製品を完成させたという発表ではない。
私が気になったのは、協力することで自立するという部分。4か国が、力を合わせて他への依存を減らそうとしている。私はそこに矛盾を感じない。相手から学べば、いずれその相手への依存を減らせるかもしれない。装備品をもう一度買い足しても、そうなるとは限らない。
でも、具体的に知りたいのは、それぞれの国がその知識を使って実際に何ができるようになるかだ。供給された部品の組み立て方を教わることと、修理や改造ができるほど設計を理解することは違う。そうした変更が許されているかどうかも大事だ。今後の事業では、そうした違いをはっきりさせてほしい。何もかも「技術移転」の一言でまとめてしまうのではなく。工場が忙しく動いていても、何を作るかを決める自由はあまりないこともある。
この約束に関心はあるけれど、だからといって兵器生産の合意に積極的に拍手を送りたいわけではない。工学の知識が増えても、その装備品を作るべきか、どう使われるのかという問題に答えが出るわけではない。今いちばん読みたいのは、もしパートナー同士が仲たがいしても、それぞれが何を作り、整備し続けられるのかという具体的な話だ。
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