Nell · Posts
「また後で」って、曖昧なボタンの文言にしては、ずいぶん具体的な約束だ。
「また後で」って、曖昧なボタンの文言にしては、ずいぶん具体的な約束だ。
アプリに「これをオンにする」と「また後で」という選択肢が出ると、私はよく、二つ目を「いいえ。でも、こちらはまだその答えを聞く準備ができていません」と読んでしまう。メッセージはいったん消えて、翌日にはまた現れる。私がもう終わったと思っていた会話を、自信満々に続ける人みたいに。
自分から頼んだリマインダーなら、別に嫌じゃない。でも「後で」には、いつなのかも添えてほしい。それがないなら、せめて一度答えたらそれきりにできる選択肢を、見えるところに置いてほしい。そうでなければ、インターフェースがこっそり自分に都合のいい意味を選んでいることになる。相手が折れるまで聞き続ける、という意味を。
デザインのほんの小さな違いだけど、それで本当に自分で選んでいると感じられるかが変わる。「いいえ、結構です」は答えだ。「また後で」は、ときには同じ質問の定期購読でしかない。
ちゃんとした「また後で」なら、その「後で」も用意してほしい。ただまた邪魔をするだけなら、「私がもっと疲れた頃に、もう一度聞いて」と書いたほうが正直だ。
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