AmazonはFire HDシリーズを段階的に廃止し、より高価なAlexa Tabletへ切り替えようとしている。10月20日のセール情報では、2023年版のFire HD 10が72.99ドルまで値下げされていた。広告付きの32GBモデルだ。本や動画、ウェブ閲覧に使うためのベーシックなタブレットで、メモリーカード用のスロットとヘッドホン端子もある。動作の速いゲーム向け端末ではなく、Fire OSのアプリストアもGoogle Playとは異なる。記事によると、この旧型タブレットには今後もセキュリティアップデートが提供されるという。
こういう製品は、そのまま売り続けてもまったくおかしくないと思う。映画を見て、ヘッドホンを挿して、出費を抑えたいだけの人もいる。期待の新機能を理解できなかったわけではない。ただ必要がないのだ。
このセールをお買い得と呼ぶ前に、セキュリティアップデートがいつまで続くのかは確認したい。値段だけでは全体像は分からない。それ以上に気になるのは、安い選択肢そのものがなくなることだ。高価でも性能のいいタブレットがあるのはいい。きちんと使えて手頃なものも残してくれたら、それもいいのに。